後遺障害診断書と注意すべきこと

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後遺障害診断書と注意すべきこと

症状固定

交通事故の治療で、症状が完全になくなった場合には問題がないのですが、ある程度まで治癒した後、対処療法を繰り返して症状が一進一退となり、それ以上の治療効果が期待できないと判断される状態を「症状固定」と言い、残った症状が後遺症ということになります。
後遺障害診断書を書いてもらって、後遺障害等級認定の申請を行い、それに応じた賠償を受けることになります。
このように「症状固定」は、賠償期間の終りを確定するもので、以降は治療費や通院交通費の請求ができなくなります
医師から「症状固定」を告げられても、治療によってよくなっている実感がある場合には、時期尚早の可能性もありますので、医師に治療効果がある旨を伝えましょう。

後遺障害診断書

症状固定日

また、保険会社から後遺障害診断書を取るように言われた場合には、慎重に対応する必要があります。
症状固定日は、医師の判断を重視して、当事者同士の話し合いや裁判で決定されますので、後遺障害診断書に記載される症状固定日が重要視されるからです。

診断書の書き方が等級に影響

後遺障害診断書を取る際の注意事項は、他にもあります。
医師の書き方によって等級が変わりますので、後遺障害診断書作成経験のある医師に書いてもらうのが理想で、これを見越した病院選びも重要です。
場合によっては、転院を検討してもよいでしょう。

診断書の費用

また、医師に自覚症状を正確に伝えること、作成してもらったら記入漏れがないか確認して、もし漏れがあれば追記を依頼するようにしましょう。
診断書の作成を依頼してから完成まで、病院によって期間は異なりますが、通常は2週間前後かかります。
費用は5000円から1万円ですが、病院によって異なりますので、さらに高額になる場合もあります。
自分で受け取る場合には立て替えますが、このとき領収書を取ることを忘れないようにしましょう。
ただし、後遺障害が認められなかった場合には、立て替えた料金の支払いが拒否されることもあります。

弁護士への相談がおすすめ

このように、交通事故では保険会社との交渉や病院とのやり取りなど、注意すべきことがたくさんあります。
弁護士に事前相談することで、安心して対処することが出来ますので、まずは無料相談等を利用することをおすすめします。

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