後遺障害5級と認定基準

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後遺障害5級と認定基準

後遺障害5級

交通事故により被害にあった人は、被害の程度によって自動車賠償責任保険制度による保険金を受け取ることができます。
保険金が受け取ることができる被害の程度のうち、後遺障害については後遺障害等級と呼ばれるものに応じて限度額が定まっています。
後遺障害等級は14の等級があり、最も重い後遺障害があるものが1級となっています。
後遺障害5級とは、自動車賠償責任保険施行令で定められている後遺障害の認定基準における上から5番目の等級で、この等級に認定された場合の保険金の限度額は1574万円となります。

後遺障害5級の認定基準

後遺障害5級の認定基準は

  • 「片眼が失明していて、失明していない方の眼の視力が0.1になっていること」
  • 「神経系統の機能障害、著しい精神障害、内臓器の機能障害のいずれかが残ったことによって特に軽易な労務しかできない状態になっていること」
  • 「片手を失っていること」
  • 「片足を失っていること」
  • 「両足の足指を全て失っていること」
  • 「片方の上肢の肩関節、肘関節、手関節が機能せず全く動かない状態になっていること」
  • 「片方の下肢の股関節、ひざ関節、足関節が機能せず全く動かない状態になっていること」

で、この中のどれかの障害が残っている場合は後遺障害5級の認定を受けられる可能性があります。

該当するケース・非該当のケース

例えば、交通事故で頭部を負傷した人の中には、事故後に意味不明な言動を繰り返すようになったり、突然態度を豹変させて怒るようになったり、集中力や記憶力の低下によって事故前と同じ感じで仕事ができなくなるというような事例があります。
このような場合、特に軽易な労務しかできない状態であるとみなされれば、後遺障害5級と認定されます

 

その一方で、後遺障害5級に該当しないとされたケースも多くあります。
前述した認定されうるケースであっても、医師により見過ごされた結果、事故による骨折や外傷のみが認定されて後遺障害の方は不認定にされた事例もあります。

 

ただし、不認定にされても裁判所に異議申し立てを行った結果、後遺障害5級の認定を受けた人もいるので、後遺障害の等級の認定に不服な人は弁護士と相談の上で異議申し立てを行うことを検討すると良いでしょう。

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